ローン残債があっても車売却は可能だけれど…

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ローン残債がある場合の車売却

車は高い買い物のひとつですから、カーローンを利用して購入するというケースもとても多いです。

カーローンの支払い回数は様々ですが、だいたい3年~5年で支払いを終えることができるよう、36回払い~60回払いの間で支払い回数を設定しているパターンが多いようです。

仮に支払い完了までに5年かかったとすると、完了を待たずして新しい車が欲しくなるという可能性も十分あります。

その場合、カーローンの残債があっても車の乗り替えができるかどうかというのが気になるポイントですが、結論から言えばその状況でも車の乗り替えは「可能」です。

しかし、カーローンの残債がある状況での車売却では、以下の様なポイントを心得ておく必要があります。

書類上の名義人はローン会社

カーローンの残債がある場合、カーリースなどではなく、マイカーとして車を購入していたとしても書類上の名義はローン会社になっています。

その名義を自分名義にしない以上、カーローンの残債がある中で車を売却することはできなくなります。

しかも、自分名義にするためには「ローンを完済している」必要があるのです。

こういったことを述べると、「カーローンが残っている状況では車を売ることができないのではないか」と思われるかもしれませんが、実際はそうではありません。

もしあなたが残りのローンを一括で支払うことができるのであれば、そうするのが一番いいでしょう。

カーローンを完済すれば、通常と同様に車買取業者に査定をしてもらうことができるわけですが、なかなか一括返済というのも難しいかもしれません。

しかし、カーローン残債がある状況での選択肢は他にもあります。

その選択肢について以下で説明していきましょう。

車の売却金額をローン返済に充てる

ローンが残っている車でも、査定をしてもらうことはできます。

ローンの残債が40万円、売却金額が60万円だとすれば、その売却金額を使ってローンを完済することができるのです。

ただこの場合、売却金額のすべてをあなたが受け取ってローンを完済するのではなく、車買取業者がローン会社へと支払いをし、残った金額を受け取るという形になります。

このように、売却金額がローン残債を上回ってくれれば話は簡単なのですが、場合によってはこの逆のパターンになることもあります。

仮に売却金額がローン残債を下回ったとしても売却は可能なのですが、この場合は下回った分をローンの借り換えという形で工面しておかなければなりませんので、車の買い替えにおいてはあまり好ましい方法とは言えません。

しかも、新たに車を購入する際にまた別のカーローンを組むことになったり、「おまとめローン」として新車購入時のローンにローン残債を上乗せしたりしなければならなくなるわけですから、返済の目処が立っていない状況でむやみにこのような行動に出るわけにはいかないでしょう。

「車好きあるある」ではあるかも

まだカーローンが残っているにも関わらず、新たに車を購入するなんていうことは、車を単なる移動手段のひとつとして捉えている方からしてみれば考えられない話でしょう。

しかしながら、車好きの方からしてみれば案外「あるある」な話かもしれません。

そういった方の中には、「カーローンが途切れたことがない」なんて方もいるでしょうが、あまり褒められた話ではないですので、やはり車の買い替えは自分の懐事情と相談しながらにしていくといいのではないでしょうか。

今回紹介したようなある種の抜け道的な方法は、どうしても欲しい車があるときだけのとっておきの方法として取っておきましょう。

ただそれも、もちろん返済の目処が立っている場合に限ります。

いくら好きな車のためとは言え、カーローン返すために借金…なんてことは避けたいですからね。